最初観たときは意味不明だった映画 台風クラブ
声優の 淵崎ゆり子 さんが出演してたんです
『台風クラブ』
台風クラブ (HDリマスター版) [Blu-ray] - 三上祐一, 紅林茂, 松永敏行, 工藤夕貴, 大西結花, 会沢朋子, 天童龍子, 渕崎ゆり子, 相米慎二
渕崎ゆり子 さんは「サクラ大戦」の李紅蘭を演じたり、今でも出演作がある声優さんですね
他には 工藤夕貴 さんや 大西結花 といった、有名な役者さんが出演されています
監督は 相米慎二 さん
「セーラー服と機関銃 」が有名です
内容は、思春期の少年少女が台風が上陸したため学校に取り残され、いつもと違う夜に興奮し状態になる様子
を表現しています
エンタメ映画ではなく「芸術映画」なんでしょうね
当時は何が起きてるのかもさっぱりわからない
「なぜそういった行動をするのか?」がわからないからなのでしょう
イジメに関しては「ただのイジメなんだろうな・・・」で済みますが、突然グラウンドに出て踊り出すシーンとか、「なんで踊ってんの?」と
1985年の映画ですが、私が観た当時だってほぼ同じ年代の登場人物達です
「思春期の子供達が~」と言われても「俺・・・登場人物の気持ち全然わからん・・・」
Wikipediaでは「台風の襲来をきっかけとして、日頃の鬱屈した感情を爆発させる少年少女の姿を通して、思春期の少年少女たちの危うさ・脆さを表現している」と書かれていて、私が見た紹介文もそんな内容でした
台風クラブ - 工藤夕貴, 大西結花, 三浦友和, 相米慎二, 山下勉, 加藤祐司
数十年が過ぎて・・・振り返って考えてみると、「台風の前に張り切って片付けをする親父」の心理状態と、子供達の「どうにもならない事への鬱屈」(別の言い方をしたら八つ当たり)を描きたかったんだろうな・・・ということがわかります
八つ当たりは尾崎豊のように「他人」とか「公共物」に当たることを考える人も多いかもしれませんが、現実的には当たりません
バッティングセンターでボールにぶつけるとか、カラオケボックスで大声出すとか、他人に迷惑をかけない発散方法なんて当時でもいくらでもあります
たまたま「学校に取り残されて」「大人の目が無い時間と場所」になったとき、というのが映画の内容の「狂乱騒ぎ」なのでしょう
あの当時は・・・「芸術映画」とか「娯楽映画」とか知識が無くて全部「映画」でしたからね
「ブレードランナー」でも「アクション少ないな~戦闘シーン迫力無いな~」とか思ってました
知識が増えたからといって、「面白く感じる」というわけでは無いのですが・・・
あらすじとしては有名なのですが・・・・
主人公に当たる人物が哲学的な悩みを抱えていて、台風が過ぎた朝になって・・・・というものです
これが、注意して兄との会話とか聞いていないと、「何に悩んでいるのかがわからない」
全てが終わった後の風景ですが、「非常に普通の風景です」
それが「主人公がどうなったのか?」に繋がるのですが、それは見た人の解釈だと思います
おそらく悲惨な映像にしない為だと思いますが、滑稽な感じになってしまったのも、解釈が割れる要因となってしまいました
今になって振り返ると、「心情の表現」というのがわかります
「芸術映画がどういうものか」ということを理解して観てみると、「意味不明」な映画では無くなるということがわかります
面白くは無いと思いますが、「芸術性を楽しむ」ことができるのなら、評価されている理由がわかるんじゃないかと思います
『台風クラブ』
台風クラブ (HDリマスター版) [Blu-ray] - 三上祐一, 紅林茂, 松永敏行, 工藤夕貴, 大西結花, 会沢朋子, 天童龍子, 渕崎ゆり子, 相米慎二
渕崎ゆり子 さんは「サクラ大戦」の李紅蘭を演じたり、今でも出演作がある声優さんですね
他には 工藤夕貴 さんや 大西結花 といった、有名な役者さんが出演されています
監督は 相米慎二 さん
「セーラー服と機関銃 」が有名です
内容は、思春期の少年少女が台風が上陸したため学校に取り残され、いつもと違う夜に興奮し状態になる様子
を表現しています
エンタメ映画ではなく「芸術映画」なんでしょうね
当時は何が起きてるのかもさっぱりわからない
「なぜそういった行動をするのか?」がわからないからなのでしょう
イジメに関しては「ただのイジメなんだろうな・・・」で済みますが、突然グラウンドに出て踊り出すシーンとか、「なんで踊ってんの?」と
1985年の映画ですが、私が観た当時だってほぼ同じ年代の登場人物達です
「思春期の子供達が~」と言われても「俺・・・登場人物の気持ち全然わからん・・・」
Wikipediaでは「台風の襲来をきっかけとして、日頃の鬱屈した感情を爆発させる少年少女の姿を通して、思春期の少年少女たちの危うさ・脆さを表現している」と書かれていて、私が見た紹介文もそんな内容でした
台風クラブ - 工藤夕貴, 大西結花, 三浦友和, 相米慎二, 山下勉, 加藤祐司
数十年が過ぎて・・・振り返って考えてみると、「台風の前に張り切って片付けをする親父」の心理状態と、子供達の「どうにもならない事への鬱屈」(別の言い方をしたら八つ当たり)を描きたかったんだろうな・・・ということがわかります
八つ当たりは尾崎豊のように「他人」とか「公共物」に当たることを考える人も多いかもしれませんが、現実的には当たりません
バッティングセンターでボールにぶつけるとか、カラオケボックスで大声出すとか、他人に迷惑をかけない発散方法なんて当時でもいくらでもあります
たまたま「学校に取り残されて」「大人の目が無い時間と場所」になったとき、というのが映画の内容の「狂乱騒ぎ」なのでしょう
あの当時は・・・「芸術映画」とか「娯楽映画」とか知識が無くて全部「映画」でしたからね
「ブレードランナー」でも「アクション少ないな~戦闘シーン迫力無いな~」とか思ってました
知識が増えたからといって、「面白く感じる」というわけでは無いのですが・・・
あらすじとしては有名なのですが・・・・
主人公に当たる人物が哲学的な悩みを抱えていて、台風が過ぎた朝になって・・・・というものです
これが、注意して兄との会話とか聞いていないと、「何に悩んでいるのかがわからない」
全てが終わった後の風景ですが、「非常に普通の風景です」
それが「主人公がどうなったのか?」に繋がるのですが、それは見た人の解釈だと思います
おそらく悲惨な映像にしない為だと思いますが、滑稽な感じになってしまったのも、解釈が割れる要因となってしまいました
今になって振り返ると、「心情の表現」というのがわかります
「芸術映画がどういうものか」ということを理解して観てみると、「意味不明」な映画では無くなるということがわかります
面白くは無いと思いますが、「芸術性を楽しむ」ことができるのなら、評価されている理由がわかるんじゃないかと思います
この記事へのコメント