今も後継規格が残ってる「コンパクトフラッシュ」

いや・・・我が家で元気に「CFカード」が残ってるから・・・


コンパクトフラッシュ

SanDisk ( サンディスク ) 32GB コンパクトフラッシュカード Extreme Pro ( R-最大160MB/s W-最大150MB/s ) SDCFXPS-032G-X46 [ 海外パッケージ ]
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我が家にあるのは「16GB」が二つと「8GB」が一つです


最初に買ったNECのデジカメが、コンパクトフラッシュでしたね・・・「2MB」のカード使ってましたけど
その後にデジカメを変えてからは使うことがほとんど無かったのですが、RAMドライブを使っていた時に、バックアップメディアが「コンパクトフラッシュ」カードでした


コンパクトフラッシュは、接続規格が完全に「ATA規格」です
ノートPCで使われていた「PCMCIAカード」も同様に「ATA規格」ということで、互換性があります
ということで、安く「変換アダプタ」が出回っていました
で、コンパクトフラッシュ自体にも「HDDモード」というものが搭載されていて、変換アダプタを使った時に、やろうと思えば「HDDのように振る舞う」こともできます
これは、「2,5インチSSD」と同じ仕様ですね
ただ、このHDDモードの出番というのは、後に容量が増えて「HDDの置き換えに使うことができる」ようになった頃だけで、普通は「外付けメモリ」扱いが大半です
何しろコンパクトフラッシュが出回り始めた頃はOSが入るような容量ではありませんでしたから


HDDモードの需要は置いておいて、「ATA規格」というのは長所にはなっており、前述の「PCMCIAカード」と同機能の物を作ることができる、ということで「モデムカード」や「LANカード」という物も作られました




PC用外付けメモリとしては、SDカードと争ったものの、最終的には「USBメモリ」が標準の座を獲得
結果的に、スマホなどの小型メディアでは「マイクロSDカード」が標準に
「記録メディア」の市場では、大きな市場だったのが「デジカメ」市場
面白いことに、綺麗に別れていました
写真家など、専門家が使う一眼レフカメラでは「コンパクトフラッシュ」
一般人の人が使う簡易型のコンパクトデジカメで使われていたのが「SDカード」(「スマートメディア」とか「xDカード」とかも使われていましたけどね)

この使い分けが功を奏したのた、他のメディアが消えていく中でも「一眼レフカメラ用メディア」として残り続けていました
後継規格として互換性が無いのですが「CF+カード」さらに「CFastカード」というものが出てきました
上記のように需要がカメラ市場しか無いということで・・・「採用したのがハイエンドのデジカメやビデオカメラ」となっています

現在の最新規格では「CFexpress」となっていますが、もちろんこちらを採用してるのも「ハイエンドカメラ」となっています
PCIe規格とNVMe規格から出てきた規格で、転送速度も速く大容量のメディアとなっています
当然「コンパクトフラッシュ」とは互換性も無く、接続規格も違うので後継規格というのもどうかというものなのですが、由来は「コンパクトフラッシュ」ではあります・・・

専門家の方たちには、高速で記録できて大容量というのが一番の需要ということですね

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