ツングースカ大爆発  (オカルト)

原因がはっきりわかってるのでオカルトでは無いですね


ツングースカ大爆発

「超常現象ファイル『ツングースカ大爆発の謎』」飛鳥昭雄のエクストリームサイエンス(126) [DVD] - 飛鳥 昭雄, 円盤屋
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1908年にロシア帝国のツングースカでおきた「謎の大爆発」
幸いなことに、人が住む地域とは離れた場所だったそうです
(人的被害は未発表)
第一次大戦の前でもあり原子爆弾も誕生していませんが、キノコ雲が観測されたそうです


事件の発生当初から「隕石が墜ちた」とは言われていました
ですが、人の居住地では無い無人とされている地域と言うこともあり、「ロシアの秘密兵器の実験だ」という声もささやかれ、ながらく『謎の事件』とされてきました
事件の調査は、13年後
ソ連が成立したあとでソビエト連邦科学アカデミーが中心になって行われました
ごく普通に「火球」(隕石)の目撃情報があり、やっぱり「隕石の落下が原因です」と発表はされたものの・・・
「隕石の衝突のはずなのにクレーターが無い」とか、「爆発の威力がTNT換算で3~30メガトン」(後に推定5メガトンと確定)とかなりの威力だったこともあり、オカルト的な説も残ったままでした
もちろん「宇宙人の兵器とかUFOの事故」というのもありました
他には「地底の天然ガスが落雷で引火した」とかも(こちらはガスでは威力や温度が低すぎるのですぐ否定されました)
オカルトでは毎回でてくる「プラズマ説」もあります
上空のプラズマが鉄鋼の埋積量が多いツングースカ地方で、地磁気に非寄与去られた、そうです



一方で、爆発の原因が「隕石の落下」ということは、実はかなり早い段階でわかっていました
倒木の調査など跡地を調べることで、「爆発物がどの方向から、どの角度でやってきたのか」などが確定し、空から地表に向かって進んでいたこともはっきりしてたのです
問題点は「クレーターが無い」ということだったのですが、2007年に原因が確定しました
「地面には衝突しないで上空で爆発した」ことにより、熱と衝撃派が広く広がった、ということです
「エアバースト」と呼ばれる現象で、大気による衝撃で衝突しないで空中で爆発したということがわかりました
ちなみに、2013年にもロシアに隕石が墜ちましたが、このときも「エアバースト」現象が起きていて、地表には衝突しないで空中で爆発しています


原因が確定してしまうとちょっと残念に感じる部分もあるのですが・・・
謎のまま、というよりは「解明された」というニュースが聞かれる方がわくわくしますね


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