サイレントシティ現象  (オカルト)

結構オカルト物が好きなので・・・


サイレントシティ

別の言い方をするとネタが無いので・・・


元々は今で言う都市伝説なのですが、「1889年にアラスカで起きた物が写真に納められた」ということで話題になりました
サンフランシスコ・クロニクルという新聞に写真が掲載されましたが・・・・よくわからない

sairen3.jpg


(サンフランシスコ・クロニクルに掲載された写真)
この写真って、そもそも上空という感じがしませんよね

ちなみにこの写真はリチャード・ウィロビーという方が撮影したそうなのですが、W・Gステュアートという人が「イギリスの港街ブリストルのもの」と指摘したそうです
一方で、この写真が撮られたアラスカの街ですが、現地の人の話では「サイレントシティ現象が起きやすい」街ということで「6月から7月がよく見られるよ」(当時)という証言が得られたそうです
・・・結論から言うと『蜃気楼』ということで・・・


オカルト的なデマとしては、「街でくらす住民の姿が見えた」というものもありますが、間違いなくそれはデマでしょう
「その人どんだけ視力良いんだよ」という話になりますし、ネット上でいろいろな写真があがってますが、街並みが細かく見られるのは最初に上げたリチャード・ウィロビーという人のものくらいです
なので、むしろ「リチャード・ウィロビーの写真がデマなのでは?」と言われているくらい



蜃気楼だとして、実際に見られる物はどんな物なのでしょうか
これは、わかりやすいイメージで言うと「天空の城ラピュタ」で最初にラピュタが出てくるシーンです
雲の中に城(街)がある感じ
絵として描かれた物はまさにラピュタのシーンです
(ということで、よりリチャード・ウィロビーの写真がデマっぽく感じてしまいます)

で、そう言うとホントに「サイレントシティ現象なんであるの?」となるのですが




こちらは2011年に中国の安徽省で撮影されたサイレントシティ現象です
川の上でかなりの雲・・・水蒸気?が出てるのがわかります
思いっきり雲の上に街がありますね
水蒸気があるために「蜃気楼」なのは間違いないと言われていました




こちらも中国で2015年の広東省のもの
やっぱり雲の上で、よりラピュタらしいですね

現代では水面のすぐ上ということで水面近くは冷たく、人の生活により上空の空気が暖かくなる寒暖差があること
また、寒暖差の為に多量の雲が出てること、などの「蜃気楼の条件を満たしている」ことがわかっています
アラスカで見られていたのも気温の関係で蜃気楼が見えやすかったから、ということもわかります
でも、昔の人にとっては神秘的な現象だったでしょうね


正体がわかったとしても・・・一回くらいは見てみたいな、とも思います

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